振り返って思う

2010-05-24 12:20:27

振り返ってみると、30年以上も組織に属して働いてきたわけですが、その働き方は目の前のことに夢中で取り組んできた人生であったな、という思いでした。まさにキャリアビジョンは成り行き型の人生でありました。
しかし、平成16年キャリアカウンセラー養成講座を受講させていただき、成り行き型ではいけないな、と気付かされました。目の前の仕事に精一杯取り組むのは当然ではありますが、自分で自ら切り開く人生としてのキャリアを考える必要がある、自律、自立した今後の展開を考えることが大事であることを学びました。その時すでに50代の半ば、自立に向けてどうすればよいのか。人生80年、今後は90年も普通になってくるでしょう。私にどのような準備が出来ているのか、あらためて考えてみると唖然とするばかりでありました。
それから紙上でライフ・プランニングをいくつも書いてみますが、それを支える収入はどうするのか、収入を生み出す働き方をどうするのか。自分の人生ですから自ら切り開くしかない、とは思うものの具体の方策は分かりませんでした。さらにある情報によると老後の家族の生活費は1カ月20万円後半から30万円以上は必要とか。一体50代半ばで経済的にも今後のことを考えると悩みました。
こうした悩みをどこの誰にどのように相談すればいいのであろうか皆目分かりませんでした。まずは社会保険事務所で将来の私の年金はどのくらい給付されるのかを相談するのがやっとでした。
こうしたことから、自分のライフ・プランニング、それを支えるファイナンシャル・プランニング、さらには具体の形でのやりがいや充実感を実感できるようなキャリア・プランニングが有機的になってこそ有意義な人生をすごすことができるのです。
私の経験からこうした3つの有機的なプランニングを出来るだけ早い時期に構築しておけば、人生もまた良い方向にいったのではと思っています。
エイジング・アドバイザー®の養成講座は、この変化の激しい時代に時宜にかなったプログラムです。多くの方が出来るだけ早い時期にこの養成講座で学ばれ充実した人生を過ごしていただきたいと念願するものです。


中島 道雄

中島 道雄 (なかじま みちお) 満62歳
エイジング・アドバイザー®/世渡り指南師®/プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/認定キャリア・コンサルタント/認定エグゼクティブ・コーチ
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