「生涯現役」「元気で働けるうちは働く」について、私の考え

2011-11-02 22:25:45 : 生涯現役 元気で働けるうちは働く

人生80年時代の未来展望については、産業構造は大きく変化し、労働力不足気味に到るが、低成長経済で意欲・能力に応じた就労の場は確保されがたいと予想される。又、小さな政府、地方分権化が進み、競争社会となり、雇用保障は自己責任、所得格差が広がり、現在よりも暮らしにくいと、悲観的予測が強い。さらに生活者は質実消費で精神的ゆとりを重視する傾向が強まり、働き方、生き方は増々多様化の傾向が伸長すると考えられる。多様化の中で特に注目されるのは「働けるうちは働く」という長期労働型は、継続、長期的な社会参加、就労意欲であり、人生80年時代へ向けての貴重な財産であり、貴重な人財を確保する意味からも「意欲と能力のある人が年齢に関わりなく働き続ける社会」の実現を私は希求したい。超高齢化社会における社会保障問題の改善の視点からも「働き続けることが出来る」ことは極めて重要な課題と考える。


荻野 良治

荻野 良治 (おぎの りょうじ) 満64歳
エイジング・アドバイザー®/世渡り指南師®/プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/認定キャリア・コンサルタント/認定エグゼクティブ・コーチ
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