母親と娘

2011-02-06 23:46:43

最近テレビで見た、あるドキュメンタリーです。
団塊の世代の母親の多くは専業主婦が多い。なぜならば彼女たちが『男性が働き女性は家を守る』という家族構成の最後の世代らしい。そんな長い結婚生活
の中、専業主婦に飽き足らず、働くことを夢見た母親の多くがその夢を娘に託すようになり、その期待にこたえるかのように娘は『必死にキャリアを積むうちに結婚の機会を失い、ミドルエイジとなり、今度は母親に結婚を勧められている』風潮があるそうです。
なんとも切なく、女性として同じ世代の母親として考えさせられる番組でした。

今でこそ仕事に励みながら生き生きとした毎日を送っていますが、私自身も子供達がある程度育ちあがるまで主婦業と母親業をしながら、「私は何のために生きているのか? 私の人生って何?」という思いに駆られていた時期がありました。そんな母親の姿を見かねたのか、ある時「ママももうやりたいことやれば?」とそっと背中を押してくれたのが娘です。
そこが今の私の原点でした。
それからの私の数年間はできそうな仕事はやってみるという、今思えば無謀な挑戦の日々の連続でした。長い間キャリアと無縁の世界にいた自分が、遅ればせながら力を蓄えようと必死だったのです。その間のたくさんの方々のご縁とサポートのお陰で、現在の私の存在があります。
そして我が家の母娘は(お陰さまで二人の子供も家庭を持ち)それぞれの人生を歩いています。
母親と娘は同性であるが故に思いを共有できるはずと思いがちですが(父親と息子はどうでしょうか?)もともと別の人格。それぞれの人生があるのですから何も遠慮することはないし、押しつけることもないのです。

「人生は一度きり。悔いのないように毎日を大切に生きたい」ですね!!

その為には、やはり早いうちからのライフプランです。皆さんも自分なりの素晴らしい人生を全うするために、『エイジングアドバイザー®』養成講座でそのヒントをご自分のものになさいませんか?


下枝 美千代

下枝 美千代(しもえだ みちよ)
エイジング・アドバイザー®/世渡り指南師®/プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/認定キャリア・コンサルタント/認定エグゼクティブ・コーチ
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