遅きに失することがないよう

2010-06-14 18:01:43

-『生涯現役』として人生を悔いなく全うする-
これは多くの人が願う人生の目標ですが、それを実現すべく人生の詳細なライフプランを立てるのはとかく老年期を迎えてからになりがちです。
しかし、ライフプランニングに“早過ぎる”は決してなく、むしろ若年の頃から意識し取り組むべきことであると強く思います。

私自身、30代にそれを痛感しました。
私は30代半ばに大病を患い死をも覚悟し憔悴していたのですが、気落ちばかりはしておられず、どうせなら出来得る限り悔いなく生きていこうと考えを改め、自分がこれから先10年生きると仮定して、残りの人生の中で自分が〝すべきこと〟〝したいこと〟を書き出し、それらを実現するためのマネープランを検討してみました。
すべきことの大半は子供に関する事項で、したいことは自分の人間関係とプライベートに関することでしたが、マネープランニングの過程で判ったことは、10年という限られた中でのこれらの実現には3年以内のキャリアアップが必要であるということです。しかしそれは無理であったため、もう一度〝すべきこと〟〝したいこと〟を見直し、再度マネープラン→キャリアプランと練り直し・・・。これを何度か繰り返している内に自分の『10年プラン』は出来上がりましたが、つくづく、もう少し早く人生の設計について真剣に考えていればキャリアアップも可能であったのに…という点が悔やまれました。

あれから10年。幸い私は病を克服。
今は平均寿命まで生きることを前提に改めてエイジングプランの策定に臨んでいますが、10年前と違い今は『エイジングプランノート®』という便利なツールのおかげで考えの整理がスムーズに行え、より洗練されたプランニングが可能になりました。
人生、遅きに失する後悔ほど悔やまれるものはありません。
「ライフプランなどまだまだ先の話」と思っている方、一度エイジングアドバイザー®講座を受けてみてください。そしてエイジングプランノート®を作成してみてください。
きっと〝今すべきことが何か〟のヒントと人生の羅針盤を手に入れることでしょう。


金 桂仙

金 桂仙(きむ けそん)
エイジング・アドバイザー®/世渡り指南師®/プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/認定キャリア・コンサルタント/認定エグゼクティブ・コーチ
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