仕事のない日は退屈だ

2010-05-11 11:35:22

「略歴」
大学時代は、工学部で弱電を専攻し、電機メーカーでは放送機材の設計を担当しました。
学校で習ったのは真空管のアナログでしたが、会社に入ったととたんトランジスタが出てきて、さらにそれがICになり、会社に入ってからの勉強が大変でした。しかし放送局の開局も出尽くし放送機器事業部は一部を残して解散、全員チリジリバラバラに人事異動され、私は法人営業に回りました。最初は大変でしたが、3年も経つと毎日いろんな人に会える法人営業の面白みがわかり、仕事が楽しくなりました。途中WOWOWという衛星放送の会社にも3年弱、出向してみました。
会社は、59歳で退職しさらに5箇所の職場体験をしました。ベンチャー企業から、雇用促進事業団(現、雇用能力開発機構)などいろいろな職場を体験したことは大きな財産になりました。
「キャリアカウンセラーになって」
66歳までフルタイムで働きましたが、さすがにもう求人がなく暇になったのですが、そのときの思いついたのが、キャリアカウンセラーでした。幸い雇用促進事業団でも数百人の就職相談を経験していましたので、これだと思い、67歳という年齢的にはどうかなと思いましたが、日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会に体験入学したところ、協会の皆さんや講師の皆さんから、「人生これからだ」と言われたのに気をよくして資格を取り、73歳の今も元気で働いています。
昨年は、ハローワークで千数百人、自衛隊でも数百人を対象に就職支援セミナーを行ってきました。
今は充実した毎日でセミナーのない日は退屈で困っています。特に今回のエイジングアドバイザーの内容は、自分自身30年前に学んでいたら、ライフプランとしてもすごく役に立っていただろうと思いました。
ですから現役の方には、有益な資格をとった上にご自身の人生のキャリアプランにも使えますし、定年後の人には、生涯現役をまっとうするためにも、最適の講座ではないかと思います。


高橋 克二

高橋 克二 (たかはし かつじ) 満73歳
エイジング・アドバイザー®/世渡り指南師®/プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/認定キャリア・コンサルタント/認定エグゼクティブ・コーチ
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